燕市・燕三条の「整体院 晴々」

IMG_9576こんにちはー!
小田嶋です。

今日は本の一部をそのまま抜粋してご紹介いたします!

ある情報番組の中で、子供がいろいろなことに挑戦する人気コーナーがあります。
2011年12月の放送に登場したのは、宮城県に住む小学6年生の男の子。
彼がチャレンジしたこと。それは、「震災で仮設住宅に住む人たちに笑顔を届けたい!」
 
 
 
彼は、「笑顔はつながる」と考えました。
そして、カメラを手に被災地をまわり、そこにいる人たちの「笑顔写真」を撮り始めるのです。
「今、笑顔の写真を撮っているんで。協力していただけますか?」 小学生とは思えない丁寧な言葉遣いで街角の人たちに声をかけ、写真を撮り続けます。
 
 
 
声をかけられた漁師さん。
「笑顔なんて、あの地震以来、忘れちまったよ」と言いつつ、ついニッコリ。
カメラを手にした彼は、もうすっかり笑顔配達人になっています。
 
 
 
街を見下ろせる高台に立ち、津波の傷跡が残る街を見ながらつぶやく彼。
「・・・この街が好きです」
 
 
撮りためた写真は大きな紙に貼っていきます。 最初は写真で「笑顔」という文字を作ろうとしました。
でも、うまくいきません。
 
 
次はスマイルマークにしてみます。
でも、何かが違います。
 
 
最後に「笑顔写真で作りあげたのが、「絆」という一文字。
 
 
完成品を持ってボランティアの集会所へ。
彼自身も被災者です。
「絆」の写真文字を届けた集会所は、実は、彼が被災時に避難していた場所でもあります。
 
 
集会所の壁に貼られた巨大な「絆」の文字。
 
 
それを見ながら笑顔で涙ぐむ人たち。
「力をもらえます」と一言。
 
 
笑顔写真からもらった笑顔です。
「笑顔はつながる」
この「絆」の写真文字は噂が広がり、遠くの仮設住宅から、
わざわざ見にくる人たちもいたそうです。
笑顔の連鎖。
それは、「絆」です。
 
 
この一文を読み
早朝から本を読んでいた僕は号泣していました。
 
 
 
宮城の地震直後に被災地へボランティアへ行かせていただきましたが、
この一文を読んでいろいろな記憶がフワーっと蘇りました。
 
 
家の家財道具が流され、家族も安否不明な状態にも関わらず、
作業をしている僕らにお茶やジュースなどの飲み物を買ってきてくれたお父さん。
「無理せず休憩してください。」と声をかけてくれた笑顔は今でも忘れられません。
 
 
人は絶えず、不安や疑心を持ちがちですが、
深い所で本当は心と心は繋がっているんだろうなぁ。
と思います。
 
 
目に見えることばかりに囚われて、
大切なものを見失わないようにしていきたいですね。
 
 
 
本日も最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)
 
 
それではこの後も好き一日を!
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