燕市・燕三条の「整体院 晴々」

坐骨神経痛を詳しく教えて!

スクリーンショット 2025-01-11 15.59.51坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは、腰から足にかけて走る「坐骨神経」が刺激されたり圧迫されたりすることで生じる痛みやしびれを指します。

坐骨神経は、人間の体の中で最も太くて長い神経であり、腰からお尻、太ももの後ろ、ふくらはぎ、そして足先に至るまで広がっています。

この神経が何らかの原因でストレスがかかることで、坐骨神経が通る部分に痛みや不快感が生じることで発生します

ストレスには、
・圧迫
・伸張
・打撲
などがあります!

坐骨神経の長さや太さは?

・長さ:坐骨神経は、人間の体で最も長い神経で、約 1メートル程度
腰(L4~S3の神経根)から始まり、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎ、足の先まで伸びています。この長さは身長によって若干異なるので面白いですね!

・太さ:坐骨神経は、体の中で最も太い神経で、直径は 1~1.5センチメートル程度 。(親指の太さくらい)。
太さは個人差がありますが、神経の圧迫や刺激を受けやすい特徴を持っています。

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坐骨神経の経路のどこかで「圧迫」や「伸張」、「打撲」などのストレスを受けることで坐骨神経痛が発生してくるんですね

坐骨神経痛の主な症状

坐骨神経痛は、以下のような症状が現れることがあります!

1、痛み:お尻や太ももの後ろに鋭い痛みや鈍い痛みを感じることがあります。痛みが腰から足先まで広がることもあります。

2、しびれ:足やつま先にピリピリとしたしびれを感じることがあります。感覚が鈍くなる場合もあります。

3、筋力低下:足に力が入りにくくなることがあります。つまずきやすくなったり、足が重く感じられることも。

4、特定の動きで悪化する痛み:長時間座ったり、立ったりすると痛みが増すことがあります。
前かがみや重い物を持つ動作が痛みを誘発することも。

5、感覚鈍麻:感覚を感じる神経が問題を起こしてしまうと、「触る」、「圧迫する」、「温かい」などの感覚が感じ辛くなります。

6、腱反射の低下:神経に問題が起きてくると、「膝蓋腱反射」や「アキレス腱反射」のようなテストをした時に反射が出にくくなる特徴があります。

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坐骨神経痛出やすい原因とは?

ここからは、どんな生活をしていたり、癖を持っていると坐骨神経痛が出やすいのか解説していきます!

読みながら「あ、当てはまる!」となったら少しでも生活環境を変えたり癖を気をつけることで症状が緩和に向かいやすいので、1つずつ丁寧に読み進めてもらえると嬉しいです!

1、長時間座っている
デスクワークや車の運転などで長時間同じ姿勢を取ると、坐骨神経が圧迫されやすくなり、痛みやしびれが強くなることがあります。
坐骨神経はお尻の奥にあるので、座っていると特に神経痛を引き起こしやすいので注意が必要です!

加えて、足を”ガニ股”に広げていると、骨盤が後継しやすくなり背骨にも神経にも負担をかけるので、長距離移動をしなきゃいけない時は、出来るだけ”内股”にできると、背骨や骨盤が起きて良い姿勢で座ることができます。

2、前かがみになる
物を拾う動作や洗顔などで腰を曲げると、腰椎や周辺の筋肉が坐骨神経を圧迫することがあります。
腰椎椎間板ヘルニアなどは、「前屈み」の症状で悪化しやすいです。

前屈みになることで背骨のクッションの役割を担っている椎間板に負担が加わり神経を圧迫するためです!

3、重い物を持ち上げる
不適切な持ち上げ方をすると、腰に過度な負担がかかり、坐骨神経に影響を及ぼす可能性があります。

軽いものを持つ時ほど油断してしまうので、普段から物を持つことが多い場合は、しっかり「膝を使う」を意識してもらうと良いです。
お相撲さんの四股をイメージしてもらうと分かりやすいでしょうか?

4、歩いたり立ち続けたりしたとき
長時間の歩行や立ち仕事も、腰やお尻、足の筋肉に負担をかけ、神経の圧迫を引き起こすことがあります。

筋肉が硬くなることによって、末梢の神経に対する栄養血管の流れが悪くなります。
なので、長距離を歩いた時や立ちっぱなしで何かをしたときは、出来るだけ体を温めたり、運動したり、ストレッチをするのが特にオススメです!

5、寒い環境にいるとき
寒さによって筋肉が硬くなり、末梢神経が圧迫されて痛みが強まる場合があります。
あらかじめ寒い場所に行くことが分かってれば、3つの首を温めることによって神経痛が和らぎます。

3つの首とは「手首」、「足首」、「首」です!
それぞれの部位に対応した温めグッズがあるので、活用するのも1つの手段です

6、寝る姿勢が悪いとき
マットレスが柔らかすぎたり、うつ伏せで寝る習慣があると、腰に負担がかかり症状が悪化することがあるので注意が必要です。

低反発マットレスや低反発枕は「寝心地」だけで見ると、とても素晴らしいのですが、痛みや不調を回復させるのには、残念ながら合っていません!

ヒトは寝返りをすることで、日中に損傷した部位を回復させています。
そのため、寝返りがやり難いベットや枕では損傷した神経を回復できないのです。

低反発マットレスや枕は、自分が触れている部分が沈み込み、触れていない部分は山になります。
要は、体が谷側、他は山側という形。
これでは、寝返りするときに余計な力や緊張が走ってしまい、症状を悪化させる可能性すらあります。

そのため、寝具を見直すことで坐骨神経痛が良くなるケースも多々あります!

この中で、自分が当てはまる項目はありましたか?
少しでもチェック項目が少なくなると症状が和らぐ確率がグンと上がるので、すぐに何かできることはないか?考える手立てになると嬉しいです

坐骨神経痛を引き起こす疾患は?

坐骨神経痛の原因はさまざまで、代表的なものには以下のようなもの疾患があります。

大前提で、疾患は専門機関である病院で検査してもらう必要があるので、不安であればまず第一に画像を撮影してもらうことが重要です!

・椎間板ヘルニア: 腰椎(背骨の腰の部分)の間にある椎間板が飛び出し、坐骨神経を圧迫することで痛みが生じます。

脊柱管狭窄症: 背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が現れます。

梨状筋症候群: お尻にある「梨状筋」という筋肉が硬くなり、坐骨神経を圧迫することで痛みが発生します。

腰椎すべり症: 腰の骨が前後にずれて、神経を圧迫することがあります。

上殿皮神経障害:上殿皮神経といった表層にある神経が圧迫されることで神経痛が発生します

・その他の原因:筋肉の硬直や、糖尿病による神経障害、脊柱の腫瘍や感染症による。

 

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