どうも、整体院晴々の今井です。
最近、なんか「ゼロカロリー」って聞くだけで安心しちゃう風潮あるじゃないですか。
コーラも、グミも、チョコも「カロリーゼロ」って書いてあると、「あ、これ罪じゃないんだ」みたいな。
でもですね――
「甘いのに太らない」ってことは、裏で何かが起きてるってことなんですよ。
結論、先に言います。
ゼロカロリー甘味料、脳を老けさせてるかもです。
いや、怖すぎるだろと(笑)
砂糖を避けて健康に気を遣ってたはずが、逆に脳に負担をかけてた可能性が出てきた、というのが今回のお話。
どんな研究だったか?
ブラジルのサンパウロ大学のClaudia Kimie Suemoto先生たちが、1万人以上の35歳以上の公務員を対象にした、約8年にわたる追跡調査を行いました。
調査のキモはこれ↓
-
アスパルテーム
-
サッカリン
-
エリスリトール
-
キシリトール
-
ソルビトール
このあたりのいわゆる低カロリー甘味料(LNCS)をどれくらい摂ってるかを調べて、
その量と認知機能の変化(記憶・思考・言語)との関係を見たんです。
結果どうだったかというと…
摂取量が多いグループは、
少ないグループに比べて――
脳の衰えが62%も速い。
これは“約1.6年分”に相当するって…。
つ・ま・り。
「人工甘味料をたくさん摂ると、脳が1.6年分、早く老ける可能性がある」ってことです。
ちなみに平均的な摂取量のグループでも、35%速く衰える(約1.3年分)という結果。
糖尿病患者さん、特に注意!
この研究では糖尿病を持ってる人で、より明確な関連が出ています。
Suemoto先生いわく、
「糖尿病患者さんは砂糖の代わりによく使う。でもそれが逆に認知機能に悪影響を与えている可能性がある」
…という、ちょっとショッキングな指摘。
まさに「健康のためにやってることが、実は健康を蝕んでいた」パターン。
若い世代も他人事じゃない
面白いのは、60歳未満の人でこの「脳の衰えとの関係」がはっきり出たこと。
60歳以上では関連が非有意だった。
つまり、若いうちから摂ってると、より脳に悪い可能性が高いってことです。
「ゼロカロリーなら何杯飲んでもOKっしょ♪」とか思ってる20〜40代は、要注意。
でも…因果関係まではまだわかってない
この研究、あくまで“観察研究”です。
「甘味料を摂る → 脳が老ける」って因果関係が証明されたわけじゃありません。
ただ、研究チームはこうも言ってます。
「甘味料が分解される過程で、脳に悪影響を及ぼす物質が生まれたり、炎症を引き起こしてるかもしれない」
つまり、メカニズムはまだ不明。でもヤバそうってこと。
最後にひと言。
「甘いのにゼロカロリー」って、魔法みたいに聞こえるけど、
その魔法、“ツケ”が脳に来るかもしれないという話でした。
とはいえ、これもまた一つの研究結果。
Suemoto先生も「アップルソースやハチミツ、メープルシロップとか、他の天然系代替甘味料についても今後調査が必要」って言ってるので、これで何かを一気に決めつけるのも違います。
でも――
少なくとも僕は、今日から“ゼロカロリー”のラベルをもう一度じっくり見る派になります(笑)
まとめると
-
ゼロカロリー甘味料、脳に悪影響の可能性あり
-
摂取量が多いほど、脳の衰えが速い(最大62%増)
-
糖尿病の人や60歳未満の人でリスクが高い傾向
-
因果関係はまだ未確定。でも“無害”ではなさそう
-
今後、他の甘味料(天然系)も調査が必要
👑 「甘さの代償」は、意外と高かったのかもしれない。
…という話でした。
参照
<体を動かして、めぐりの良い毎日へ>
毎月《運動教室》を開催しています!
日々の体の不調を予防・改善したい方、ぜひお気軽にご参加ください。
◎【第3火曜】二本木コミュニティセンター体操教室
・日時:10月28日(月)14:00〜15:00
・場所:新潟市江南区二本木3丁目2-50 学習室
・参加費:100円
・予約:不要(ふらっと来てOK!)
◎【西区でも開催】内野まちづくりセンター体操教室
・日時:10月26日(土)13:00〜14:00
・場所:新潟市西区内野町413 和室1
・参加費:100円
📞【お問い合わせ】
TEL:090-5823-7452
📧 メール:info@seitai-harebare.com
「体操教室に参加したい」とご連絡ください!