<座りすぎは危険!健康的な老化を目指すために座位時間を減らす重要性>
こんにちは!普段、どれくらい座っている時間が長いか、気にしたことがありますか?
仕事や家事、趣味でテレビを見たり、ゲームをしたりと、現代では座っている時間が長くなることが多いですよね。
しかし、長時間座りっぱなしでいることが健康に与える影響について、最近の研究で非常に重要な結果がわかりました。今回は、「座位時間を減らすことが健康的な老化につながる」というテーマで、皆さんに役立つ情報をお届けします。
【座りすぎが健康に悪影響を与える】
座りすぎの時間が私たちの健康に与える影響は、大きな問題です。2024年6月に発表された研究結果では、座っている時間が長いと、健康的な老化が難しくなることがわかりました。この研究は、アメリカのハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院のMolin Wang氏らによるもので、50歳以上の女性4万5,176人を対象に、20年間にわたって調査が行われました。研究の内容としては、座ってテレビを見ている時間や仕事で座っている時間が、健康的な老化にどう影響するかを調べたものです。
健康的な老化とは、70歳以上で病気を抱えておらず、認知機能や身体機能に問題がなく、メンタルヘルスにも障害がない状態を指します。研究の結果、1日あたりのテレビ視聴時間が2時間増えるごとに、健康的な老化を達成する確率が12%低下することが分かりました。つまり、長時間座りっぱなしでいることが、健康的な老化を妨げる一因であることが示されています。
【運動を取り入れることの重要性】
ただ、安心してください!この研究では、座りっぱなしの時間を減らすだけでなく、その代わりに軽い運動をすることが、健康的な老化に大きく影響することも分かっています。軽い運動とは、例えば立ち上がって歩くことや、軽いストレッチを行うことです。研究では、座りっぱなしの時間を運動に変えることで、健康的な老化の可能性が大幅に増加することが示されています。
具体的には、仕事中に立ったり歩いたりする時間を1日あたり2時間増やすだけで、健康的な老化を達成する可能性が6%増加します。また、座りっぱなしの時間を中強度の運動に置き換えると、健康的な老化を達成する確率が28%も増加することがわかりました。運動をすることによって、血流が改善され、筋肉が活性化されるため、体全体の健康に良い影響を与えることができます。
【簡単にできる生活習慣】
ここで、簡単に取り入れられる健康習慣をいくつか紹介します。まずは、座っている時間を減らすために、以下のような小さな習慣を意識的に取り入れてみてください。
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仕事の合間に立つ:長時間座っていると血行が悪くなります。1時間に1回は立ち上がり、軽く歩いたり、ストレッチをすることを心がけましょう。
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テレビやスマホを使う時間を減らす:座ってテレビを見ている時間やスマホを使っている時間を、軽い運動や家事に替えてみましょう。例えば、テレビを見ながら軽く体を動かすことも効果的です。
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エクササイズを習慣化する:軽いウォーキングやストレッチを毎日の生活に取り入れましょう。運動をすることで、筋肉が活性化され、体調が整います。
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睡眠を大切にする:健康的な老化には十分な睡眠が欠かせません。夜はしっかりと眠り、体を回復させましょう。
これらの小さな習慣が、健康的な老化を目指すために大きな効果を生み出します。
【まとめ】
座りっぱなしの時間が長くなると、健康に悪影響を与えることが分かりました。しかし、座りっぱなしの時間を減らし、その代わりに運動を取り入れることが、健康的な老化につながることが明らかになっています。日常的に少しでも体を動かすことで、心身ともに健康を保ち、元気な老後を迎えることができます。
整体でのケアと運動をうまく組み合わせ、健康的な老化を目指して、毎日少しずつ生活習慣を改善していきましょう!
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【参考文献】
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研究名:座位行動と健康的な老化に関する研究
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著者:Shi H, et al.
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掲載誌:JAMA Netw Open
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発表日:2024年6月11日
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