こんにちは。
娘にくしゃみを3回かけられると、ほぼ確実に風邪を引く整体院晴々の今井です。
なかなかエグい研究が出てきました。
あのロンドンの名門、インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)のO’Regan(オレガン)先生率いるチームによる衝撃の事実
「見た目が痩せてても、心臓はもう老けてるかもしれません。」
……って、ホラーかよ。
見た目じゃわからない“隠れ脂肪”の正体
みなさん、「異所性脂肪」って知ってます?
これは、腸のまわり、筋肉のスキマ、肝臓の中など、本来脂肪が“そこまで”つかないはずの場所にこっそり蓄積する脂肪のこと。
で、これが曲者なんです。
体重は標準。BMIも22でドヤ顔。
だけど、MRIを撮ってみたら…
「お腹の奥に、びっしり脂肪が詰まってました」っていうタイプの“見えないリスク”。
2万人超をAIで解析 → “心臓年齢”の正体が判明
ICLのチームが使ったのは、イギリスの「UKバイオバンク」のデータ。
21,241人分のMRI画像と血液検査データをAIでブン回して、心臓の老化度(=“心臓年齢”)を測定。
で、わかったのがこれ:
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内臓脂肪が多い人ほど、“心臓年齢”が実年齢よりグッと高かった
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β=0.656(信頼区間0.537〜0.775)
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肝臓脂肪もアウト:β=1.066(0.835〜1.298)
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筋肉に染み込んだ脂肪も地味に効く:β=0.183(0.122〜0.244)
つまり、「見えないところの脂肪=心臓の老化促進装置」。
女性は“太もも脂肪”で逆に若返る?
でも、面白いのがここから。
男女で「脂肪の付き方」によって、心臓の老化リスクが逆転するって話。
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男性:リンゴ型肥満(お腹ぽっこり)が老化を加速
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女性:洋ナシ型(腰・太もも中心)だと、逆に老化が抑えられるかも!?
しかも、この洋ナシ型の“守り脂肪”は、エストロゲン(女性ホルモン)との関連性が指摘されていて、
女性の体って、ほんとよくできてる……。
結論:BMIだけ見てる時代は終わった。
O’Regan先生はバッサリ。
「BMIでは、脂肪の場所までは分からない。
でも脂肪の“場所”こそが、心臓年齢を決めるカギだ」
あなたのBMIが「標準」であっても、肝臓が脂肪でギトギトしてたらアウトかもしれません。
ちなみに、研究チームは今後GLP-1受容体作動薬(最近話題のやつ)を使って、
内臓脂肪が減ったときに、心臓の若返りが起こるかを検証する予定だそうです。
●まとめ:今日からできる3つのこと
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BMIだけに安心しない
→ MRIまではいかなくても、ウエストサイズや内臓脂肪レベルのチェックを。 -
筋肉に脂肪をためない
→ 体を動かす習慣で、筋肉内脂肪の侵入を防止。 -
「太もも・お尻の脂肪」は敵と決めつけない
→ 特に女性は、エストロゲンと関係して心臓に優しい可能性。
最後にひとこと。
「太ってないから大丈夫」って思ってるあなた。
“隠れ脂肪”は、あなたの中からニヤリと笑ってるかもしれませんよ。
参照
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