最近は特に寒さが一段と上がっている気がしている、整体院晴々の今井です。
さて。
今日はちょっと、僕自身の「驚き」を共有させてください。
テーマは「足が攣る(つる)」という、あの激痛について。
私はこれまでずっと思っていました。
「足が攣るのは、水分・塩分・マグネシウム不足が原因としても大きいと」
でも、最新の医学論文を読んでいたら、その常識が音を立てて崩れ去ってしまったんです。
今日は、British Journal of Sports MedicineやJAMAといった、世界で最も権威のある医学誌たちが発表した情報を共有します。
まず、一番衝撃だった事実からお伝えします。
夜中のこむら返り対策として、僕も信頼していた「マグネシウム」。
医学界の最高峰『コクラン・レビュー(2020年版)』が出した結論は・・・
「一般的な大人の夜間のこむら返りに対して、マグネシウムサプリはプラセボ(偽薬)と差がない」
……嘘でしょ?
もちろん、妊婦さんや病的な欠乏症の方には意味があるようなんですが、僕ら健康な大人が「予防」で飲むのは、医学的には「お守り」に近いようなんです。
「効く」と信じていた僕としてはショックですが、データがそう言うなら、戦略を練り直すしかありません。
【真実①】運動中の敵は「脱水」ではなく「バグ」
気を取り直して、運動中の話です。
「汗かいたから攣ったんだ」と僕らは思いがちですが、ここにも衝撃のデータがあります。
マラソンランナーを徹底的に調べた結果、「攣った人と、攣らなかった人の脱水レベルに差はなかったんです。」
じゃあ、何が原因なのか?
今のスポーツ医学で有力視されているのは「センサーのバグ(変容した神経筋制御説)」です。
筋肉には「縮め!」というアクセルと、「緩め!」というブレーキのセンサーがあるんですが、疲労がたまると、このシステムが誤作動を起こす。
つまり、「水・塩切れ」ではなく、「制御システムの暴走」こそが、あの激痛の正体だったんです。
▼ 明日から変える「運動中の対策」
-
インターバル中に「10秒」伸ばす: 水を飲むだけじゃなく、センサーをリセットする時間を作ってください。
-
ペース配分: 前半から飛ばしすぎない。急激な負荷はシステムエラーの元です。
-
攣りそうになったら即ストレッチ
【真実②】夜中の敵は「重力」だった
寝ている時の痙攣も、実はメカニズムが違いました。
あれは、栄養不足というより「短縮」の問題です。
仰向けで寝ると、重力で足首が伸びますよね?
そうすると、ふくらはぎの筋肉は「一番縮んだ状態」でロックされます。
この「縮みきった状態」で長時間フリーズすることが、発火のスイッチになってしまう。
僕らは寝ている間、重力によって「攣りやすい姿勢」を強制されていたわけです。
▼ 明日から変える「夜の対策」
-
重い布団を使わない: 重い掛布団は足首を押し下げます。足元を緩めてください。
-
横向きで寝る: 膝を軽く曲げると、筋肉が緩みます。重力から逃げましょう。
-
レッグウォーマー: 冷えはセンサーを狂わせます。まずはここから守りましょう。
【最強の解決策】結局、地味な作業が勝つ
いろいろ調べた結果、医学的に「これはガチで効く」と推奨されているのは、結局これでした。
「適切なストレッチ」
ただし、「作法」があります。
▼ これが正解のストレッチ
-
「壁押し」が一番効く: 体重を使って、かかとを床につけたまま壁を押す。
-
魔法の数字は「30秒」: 反動をつけずに、じわーっと30秒キープ。これ以下だと、筋肉のセンサーは反応してくれません。
-
風呂上がりの儀式にする: 筋肉が温まっている時にやるのが鉄則です。
まとめ
-
運動中は「こまめなリセット」。
-
寝る時は「足首を自由にさせる」。
-
そして、毎日「30秒の壁押し」。
ちなみに、対策しても頻繁に攣る場合は、ヘルニアや糖尿病などの「病気のサイン」かもしれません。
その時は迷わず病院へ。これも大事なリスク管理です。







