お疲れ様です。
整体院晴々 新潟院の今井友太です。
新潟も7月半ばに入り、蒸し暑い日が続きますが、ウォーキングやお買い物などでお出かけされる機会も多いと思います。
そんな中、当院には「しばらく歩いていると、足の親指の付け根(外反母趾のあたり)がズキズキ痛くなる」「親指の関節が靴に当たって赤く腫れてしまう」というお悩みを抱える方が多く来院されます。
「親指が曲がっているから、足の指を開くグッズをつけなきゃ」
「靴が当たって痛いから、もっと幅広(4Eなど)の靴に買い替えよう」
そう思って、痛いのを我慢して歩き続けたり、サイズの合わない大きな靴を履いたりしていませんか?
実は、体の繋がり(解剖学)の視点で見ると、歩行時の親指の付け根の痛みの根本的な原因は足先そのものだけではなく、上半身(肩や腕)や骨盤との連動がどこかで「途切れている」ことにあるのです。
本来、足を前に出して歩く動作は、肩や腕の自然な振りと骨盤の動きが連動し、足の裏全体を通って最後に親指から「フワッ」と力が抜けるように行われるべきです。
しかし、この繋がりが途切れていると、歩くたびにかかる体重を全身で逃がすことができず、地面を蹴る時に「親指の付け根の関節」だけで無理やり体重を支え、ねじりながら蹴り出すことになります。
これが、歩いている最中に足の親指の付け根が過労を起こし、関節がぶつかり合ってズキズキと痛む原因です。
今回は、あなたの体の連動がどこでエラーを起こしているかを見極める「2つのチェックテスト」と、それぞれの対策をお伝えします。
■ あなたの体はどこで途切れている?2つのチェックテスト
以下の2つの動作を、椅子に座った状態で行ってみてください。
【チェックA:肩の巻き込み(内ねじり)テスト】
椅子に浅く座り、両腕を内側に思い切りねじって、両肩をギュッと前に巻き込んだ猫背の姿勢を作って固めます。
その肩を巻き込んだ状態のまま、かかとを高く上げて、親指の付け根に体重を乗せてみてください。
判定:肩を巻き込んだ途端に、親指の付け根にグシャッとした重みを感じたり、窮屈で痛みが走る場合は、「上半身(肩・腕)から足先」への連動が途切れています。歩く時に肩に力が入り、腕が振れていない方に多いタイプです。
【チェックB:骨盤の反らしロックテスト】
椅子に座ったまま、胸を過剰に張って腰をグッと反らせ、骨盤を前傾させてガチガチに固めます。
その腰を反らせた状態のまま、同じようにかかとを上げて親指の付け根に体重を乗せてみてください。
判定:腰を反らせて固めると、親指の関節がうまく曲がらず、付け根がカチッとロックされるように感じる場合は、「骨盤から足先」への連動が途切れています。
■ それぞれの連動を繋ぎ直す対策と実践タイミング
チェックで引っかかった部分の対策を行ってください。
両方引っかかった方は、両方行うことをおすすめします。
【チェックAで引っかかった方への対策:肩口(鎖骨の下)のさすり深呼吸】
肩や腕が内側にねじれて固まり、親指に過剰な体重を乗せてしまっています。
やり方:
1.歩き出す前に、立った状態で行います。
2.反対の手の手のひらで、肩の付け根(鎖骨の下から胸の筋肉のあたり)を広く包み込みます。
3.大きく深呼吸をしながら、息を「フーッ」と吐くタイミングに合わせて、胸の皮膚を体の外側に向かって優しく20秒間さすります。
実践タイミングと回数:
ウォーキングに出かける前や、歩いていて親指が痛くなってきたタイミングで行ってください。巻き肩が解消されて腕の緊張が抜けるだけで、足先にかかっていた過剰なねじれが解除されます。
【チェックBで引っかかった方への対策:お尻のほっぺのトントン・スイッチ】
骨盤が反って固まり、親指の関節の動きにブレーキをかけています。
やり方:
1.歩き出す前に、立った状態で行います。
2.軽く両手を握り、左右のお尻のほっぺ(お肉が一番豊かな部分)に当てます。
3.お尻の筋肉に軽く刺激を入れるように、リズミカルにトントンと20回叩きます。
実践タイミングと回数:
歩き出す前の一番最初の動作として行ってください。お尻のセンサーが目覚めることで骨盤の過剰な反りが取れ、親指がしなやかに曲がるようになります。
■ 実は「つま先重心でのねじり歩き」が痛みの根本原因です
歩くたびに親指の付け根が痛くなってしまう一番の根本原因は、実は日中の「つま先重心」と「足の過剰なねじれ」にあります。
日中、つま先側にばかり体重が乗っていると、歩く時にかかとから着地できず、常につま先で地面を擦るように歩いてしまいます。
さらに、内股などで足がねじれていると、体重が一番かかってはいけない「親指の付け根の内側」にすべての負担が集中し、骨を変形させるほどの強いストレス(外反母趾の悪化)を引き起こすのです。
日頃から正しい重心位置(かかとの中央)を意識し、頭を背骨の真上にスッと乗せて過ごすだけで、親指の無駄なブレーキが外れ、長時間歩いても痛みにくい体へと変わります。
【追記:大切なお知らせ】
なお、今回お伝えした内容は、体の連動を整えることで足先へのストレスを減らすアプローチです。
歩いていなくても親指の付け根が赤く腫れ上がり、風が吹いただけでも激痛が走るような場合は、痛風発作や関節リウマチなどの疾患の可能性もあります。
自己判断で放置せず、必ず医療機関にご相談ください。
■ 根本的な歩き方の改善はプロの視点が必要です
今回お伝えしたセルフケアは、歩く前の足先への過酷な負担をリセットするために非常に有効です。
しかし、歩行や重心の位置というのは「無意識のクセ」の塊です。
ご自身ではまっすぐ歩いているつもりでも、どうしてもつま先に体重が逃げてしまったり、蹴り出す時に足を内側にねじるクセがあると、いくらご自宅でケアをしても歩くたびにまた親指に負担がかかってしまいます。
自分一人では、この無意識の重心のズレやねじれに気づき、根本から修正することは非常に困難です。
専門家が直接お体の状態を拝見し、全身の連動と重心を正しく調整することで、親指に一切の負担がかからない「羽が生えたように軽い歩き方」を根本から取り戻すことができます。
自分でケアするだけでなく、プロの視点を入れて根本から体を見直してみませんか?
あなたが「足の痛みを気にせず、どこまでも楽しく歩いていけそう!」と思える心地よい未来を手に入れるための体操教室を開催しています。
呼吸や重心の整え方をプロの視点から直接お伝えし、その場で「足がフッと軽くなる感覚」を体験していただけます。
体操教室の詳細
普段着のまま、リラックスしてお越しください。
日時と場所
7月18日(土) 12:00〜13:00
二本木コミュニティセンター (新潟市江南区二本木3丁目2-50)
参加費: 300円
予約: 不要(当日そのままお越しください)
【お問い合わせ】
TEL:090-5823-7452
メール:info@seitai-harebare.com
「体操教室に参加したい」とご連絡ください!
あなたが雨の日でも「今日は調子がいいな」と思えるよう、全力でサポートさせていただきます。
また書きます。
「整体院 晴々 新潟院」
院長 今井 友太
店舗情報:
〒950-2041
新潟県新潟市西区坂井東4丁目7−22
カルティエ1 105号室







