お疲れ様です!
最近娘と公園に行った先で、会った2歳上のお兄ちゃんと友達になって成長を感じます。
さて。
都会の子どもの学力に、「緑」が関係しているという、ちょっと面白い話を見つけました。
<事件はシカゴで起きた>
アメリカ・シカゴ。
ここでは以前まで街中にトネリコの木が多く植えられていました。
しかし──
2010年からの10年間で「アオナガタマムシ」という害虫により、
街路樹のトネリコがごっそりと消滅。
するとどうなったか?
3年生から8年生(日本でいう小学3年〜中学2年)のテストの点数が明らかに下がったのです。
<木が消えた → 子どもの成績も落ちた?>
ユタ大学のGarcia教授はこう語ります。
「虫の被害があったエリアでは、そうでない場所に比べて子どものテストの得点率が1.22%も下がったんです。」
…って言われても、ピンとこない数字かもしれません。
でもね、これ32万人の生徒がいる都市においての“1.22%”なんです。
これは教育格差を生むレベル。
<しかも、影響を受けたのは“意外な子どもたち”>
低所得層の子どもが多い学校はもともと緑が少ないため、影響は小さかった。
ところが。
高所得層の地域に通っている“低所得層の子どもたち”は、
他の生徒と同じように木が失われたことで環境ストレスを受け、
かつ、そのストレスを解消する手段(涼しい部屋、静かな場所、清潔な空気)を持たないため、
より大きなダメージを受けた可能性がある。
つまり──
「木がない」ことが、社会的な“見えない壁”をさらに高くしているのです。
<人間は、自然に触れることで“落ち着く”ようにできている>
Garcia教授はこうも言います。
「木々は、都市の温度を下げ、大気をキレイにし、心理的にも安心感を与える」
「でもそれがないと、子どもたちは集中しづらくなり、頭痛や疲労で回復が遅れる」
このあたり、なんだか自分の小学生時代を思い出しませんか?
窓の外の桜の木、遠足で歩いた並木道、夏に木陰で食べたお弁当。
…それが、目に見えない形で私たちの“集中力”や“安心”に繋がっていたとしたら、少し感慨深いですよね。
<結論:緑は“ただの癒し”ではない>
結論は明快です。
「都市の樹木は、教育を守るための“社会インフラ”である」
「とくに貧困地域では、緑を減らさないことが教育格差を防ぐことに直結する」
つまり、“木を守ること”は、“子どもの未来を守ること”なのです。
木が減って困るのは、環境だけじゃない。
勉強、集中力、安心感、格差の補正…。
これだけの役割を、無言でこなしてくれているわけです。
「街の木」って、完全に縁の下の力持ちですよね。
参照
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