お疲れ様です。
整体院晴々 新潟院の今井友太です。
新潟も梅雨の時期に入り、ジメジメとして寝苦しい夜が増えてきましたね。
心地よく眠りにつきたい時期ですが、当院には「夜、布団に入ると足が火照って眠れない」「足の奥がムズムズして、何度も寝返りを打ってしまう」というお悩みを抱える方が多く来院されます。
「足が疲れているから、冷やした方がいいのかな?」
「血流が悪いから、寝る前にふくらはぎを力任せにマッサージした方がいいのかな?」
そう思って、氷枕で足を冷やしてみたり、痛いのを我慢して足をギュウギュウ揉んだりしていませんか?
実は、体の繋がり(解剖学)の視点で見ると、その足の火照りやムズムズの根本的な原因は足そのものだけではなく、呼吸をするための上半身と、足元との連動がどこかで「途切れている」ことにあるのです。
本来、人が眠りにつく時は、深い呼吸とともに全身の筋肉が緩み、手足の先から自然と熱が逃げていくべきです。
しかし、この繋がりが途切れていると、日中に足元へ溜まった緊張や熱が上手く全身に分散されず、布団に入ってからも足先だけに熱や神経の興奮が閉じ込められてしまい、火照りや不快なムズムズ感を引き起こしてしまうのです。
今回は、あなたの体の連動がどこでエラーを起こしているかを見極める「2つのチェックテスト」と、それぞれの対策をお伝えします。
■ あなたの体はどこで途切れている?2つのチェックテスト
以下の2つの動作をその場で行ってみてください。
【チェックA:みぞおちの押し潰しテスト】
仰向けに寝るか、椅子に座ります。
両手で、みぞおち(肋骨の真ん中のすぐ下)をギューッと奥に押し潰すように固め、背中を軽く丸めます。
その固めた状態のまま、足首をパタパタと動かしてみてください。
判定:みぞおちを押し潰した途端に、足首が重くて動かしにくくなったり、ふくらはぎに突っ張りを感じたりする場合は、「呼吸(横隔膜)から足元」への連動が途切れています。
【チェックB:足指の反らし固めテスト】
足を伸ばして座るか、仰向けに寝ます。
足の指先を、上(すねの方向)に向かって思い切りグッと引き上げて足首周りをガチガチに固めます。
その状態のまま、大きく深呼吸をしてみてください。
判定:足の指を引き上げると、息が深く吸えなくなったり、胸が詰まるような感覚がある場合は、「足先から上半身のリラックス」への連動が途切れています。常に足元にブレーキがかかった状態で、自律神経のスイッチが切り替わらなくなっています。
■ それぞれの連動を繋ぎ直す対策と実践タイミング
チェックで引っかかった部分の対策を行ってください。
両方引っかかった方は、両方行うことをおすすめします。
【チェックAで引っかかった方への対策:みぞおちのさすり深呼吸】
横隔膜の動きが固まり、全身の熱や緊張を逃がす機能が止まっています。
やり方:
1.布団に入って仰向けに寝ます。
2.両手の手のひらを重ねて、みぞおちに当てます。
3.大きく深呼吸をしながら、息を「フーッ」と吐くタイミングに合わせて、みぞおち周辺の皮膚を優しく上下左右にさすります。
実践タイミングと回数:
夜、布団に入って眠る直前に10回(約20秒間)行ってください。みぞおちが緩んで呼吸が深くなるだけで、足元に溜まっていた熱がスッと全身に分散され、心地よい眠気が訪れます。
【チェックBで引っかかった方への対策:足首のプラプラ脱力】
足元の過剰な緊張が抜けず、神経が興奮状態のままになっています。
やり方:
1.ベッドの端に浅く座り、足を床から少し浮かせます(または仰向けで膝を立てます)。
2.足首から先の力を完全に抜き、空中でプラプラと前後に揺らします。
3.筋肉で動かすのではなく、振り子のように重力に任せて10秒間揺らしてください。
実践タイミングと回数:
夜、布団に入る直前の一番最後の動作として行ってください。これを行うだけで足元の過剰なロックが外れ、ムズムズとした不快感を劇的に減らしてくれます。
■ 実は「日中のつま先重心」が夜の不調の根本原因です
夜になっても足の緊張や火照りが抜けない一番の根本原因は、実は日中の「つま先重心(前方に倒れすぎた姿勢)」にあります。
日中、顎を前に突き出してつんのめった姿勢で過ごしていると、前に倒れないように無意識に足の指やふくらはぎでブレーキをかけ続けてしまいます。この「足元の過酷な緊張」が夜になっても解除されず、布団に入ってからも熱や神経の興奮として足に残り続けてしまうのです。
日頃から正しい重心位置(かかとの中央)を意識し、頭を背骨の真上にスッと乗せて過ごすだけで、足元の無駄なブレーキが外れ、夜の寝つきが驚くほど変わります。
【追記:大切なお知らせ】
なお、今回お伝えした内容は、体の土台となる姿勢と連鎖を整えることで、無意識にかかっていた足へのストレスを減らすためのアプローチです。足のムズムズ感がひどく、歩き回らないと我慢できない場合や、強い痛みやしびれを伴う場合は、むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)や下肢静脈瘤などの疾患の可能性もありますので、自己判断で放置せず、必ず医療機関にご相談ください。
体の繋がりを実感し、夜もぐっすり眠れる体を作るためには、日頃のちょっとしたメンテナンスが大切です。
まずは室内でじっくり体を整えたい、という方に向けて体操教室を開催しています。いよいよ明日となりますが、ぜひお気軽に足を運んでみてください。
体操教室の詳細
普段着のまま、リラックスしてお越しください。
日時と場所
6月20日(土) 12:00〜13:00
二本木コミュニティセンター (新潟市江南区二本木3丁目2-50)
参加費: 300円
予約: 不要(当日そのままお越しください)
【お問い合わせ】
TEL:090-5823-7452
メール:info@seitai-harebare.com
「体操教室に参加したい」とご連絡ください!
あなたが雨の日でも「今日は調子がいいな」と思えるよう、全力でサポートさせていただきます。
また書きます。







