From:小田嶋庸介
僕は治療家として色々文献や本を読むことが多いんだけど、、
その中でも重要なルールがあります!
それは、その治療に「科学的根拠や効果が本当にあるのか?」ということです。
「うわ!科学的根拠?!なんだか難しそう・・・見るのやーめた!」
なんて思うのは早すぎます!笑
必ずあなたのお役に立つことを約束するので、少しの間、お付き合い頂け無いでしょうか?!(*^^*)
その中でも、今回紹介したいのは理学療法診療ガイドラインの内容なんですが、
このガイドラインにはいろーんな検査方法や治療が本当に効果があるのかどうか、
端的かつ分かりやすく載っているものなんですね。
理学療法診療ガイドラインのグレード分類
科学的根拠ってのはお偉い先生方が研究して実際に実験してみて効果が有ったか無かったかを判断していますが、
Aは根拠あり。
Dは根拠なし。
って分かれてますが、5段階評価です。
急性腰痛に対する安静の効果↓
よく腰が痛い時に、お医者さんから安静にして運動はしないようにしてください。
なんて言われますが、安静にしているのは全くの嘘!ということになります。
もちろん圧迫骨折などは安静にしている時期もありますが、急性の腰痛であれば
ある程度動いた方が良い!ということです
電気治療(経皮的電気神経刺激法:TENS)の治療効果↓
接骨院や整形外科では腰痛に対して電気治療を行なっていますが、全く効果がないということが科学的に裏付けられています。
一部では怒られそうな内容ですが、この事実が世の中に広く知れ渡っていないことに対して僕は驚きですね。
腰痛に対する温熱治療と寒冷治療の効果↓
腰痛の時は温めた方がいいの?冷やした方がいいの?なんてご質問をいただくことが多いのですが、
ガイドラインに沿うと温めた方がより効果がある。
という結論でした!
牽引治療の効果↓
牽引療法とは、腰を引っ張るアレですね。
これもガイドラインでは全く効果がないということでした。
腰痛に対するストレッチングの効果↓
腰痛の時は電気治療や牽引治療よりも、ストレッチングの方が効果があり、科学的根拠も示されています!
メンテナンスでストレッチをすることはすごく大切なんだと分かりますね!
水中運動の効果↓
最後に、水中運動の紹介ですが、これも腰痛に対して効果があり科学的な根拠が示されています!
よく「運動は何をしたらいいですか?」とご質問をいただくことがあるのですが、
プール運動やウォーキングをいつもオススメしています(*^^*)
いかがだったでしょうか?!
この他にもこれってどうなの?
みたいなのがあればドンドンご質問お待ちしております!
それでは本日も最後までお読みくださり本当にありがとうございました。
我慢しないでください!
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小田嶋 庸介